友人の誘いで豊洲のチームラボ・プラネッツ行ってきました。
あまり人混みが得意でないので一生行くことはないだろうと思っていたチームラボ・プラネッツ。
インバウンドの影響もあり、半分以上海外の人で溢れていました。
噂に聞いていたLEDを使った仕掛け、光るバルーンやプロジェクターを使った池の演出など、
なかなか飽きない工夫をしています。
時折足を水につける場面があり、そのあたりがちょっと面倒くさいかもしれません。
最後の演出はガーデンエリアの圧巻の蘭!蘭の花が上下する演出ですが、
逆さ吊りにされた蘭を見ると何とも可愛そうで、
ましてや乾燥してミイラ化した個体や開花することなく黄色くなってしぼんだ蕾を見て、
植物を生き物として見ていないような気がし、急速に気持ちが萎みました。
蘭はもともと強健な植物(水を忘れてもなかなか枯れない)ではありますが、
蕾から開花するタイミングは非常にデリケートですぐ蕾がだめになるのです。
恐らく企画した担当者は生態を知らないのか興味がなかったのか、
蘭をワイヤーに取り付けることを考えても、
蕾を咲かせることは想定していなかったようで、何とも心苦しくなりました。
この演出が長く続かないことを願うばかりです。
writer ライター
Granscape 大石剛正
佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。
Granscape ホームページ
http://www.granscape.com/
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。
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