編み方はあの頃と同じ。
幼い頃、花冠を夢見て編み始めても、
たいがいはこのくらいの編みかけで終わってませんでしたか。
白詰草の花が足りなくなったり、
そもそも途中で飽きてしまったり、
薄暗くなってもう帰る時間が来てしまったり。
そして、翌朝になると魔法がとけたかのようにぐったりした花の儚さを痛く思い知る。
大人になった今は、あの頃の記憶と共に
編みかけの、未完成のままがまた愛おしく。
—–
feltico「編みかけの白詰草のブローチ」
brooch:fabric flower:clover
@check_stripe ONLINE SHOP
「2024年冬の贈り物予約販売」にてご予約受付中。
▶︎9月27日正午まで。
writer ライター
feltico 麻生順子
ハンドメイド・フェルト作家。
公園のそば在住。
いつか海辺で暮らすことを夢見ながら、
羊毛からバッグやアクセサリーを作っています。
「フェルティコ」は「フェルトの子」という意味の造語。
クーラーもストーブも使わず過ごせる季節が好き。
felticoのホームページ
http://www.feltico.net/
公園のそば在住。
いつか海辺で暮らすことを夢見ながら、
羊毛からバッグやアクセサリーを作っています。
「フェルティコ」は「フェルトの子」という意味の造語。
クーラーもストーブも使わず過ごせる季節が好き。
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