一本の植物

早坂 誠|2018年1月17日

一本の植物を楽しむことは全く珍しい事ではないですが、
水生植物。更に水草となると、話は少し変わってきます。

茎の太さが2㎜ほどの水草。Cabomba caroliniana
学名だけ見るとよくわからないものですが、カタカナ表記で
カボンバ カロリニアナ。更に知名度の高い名前としては‟金魚藻”
ここまでくると大概の方には馴染みのある水草となります。
金魚用の水草として圧倒的な知名度と、手ごろな価格によって、
日本の水草の消費量としても、最も多い植物であると思います。
一般的な種とは裏腹に水槽内での育成は必ずしも簡単という事ではなく、美しい状態での長期にわたる育成は
難しい種類になります。
そんなカボンバもこのような瓶に一輪さして維持をすることで、日々の生長を感じることが出来ます。
眺めることで生きようとする力を感じることもできる、生物の魅力です。


マングローブと呼ばれる、ヒルギの仲間も、水辺に適応した植物の一つ。
実際の現地に出向くことでの驚きも多く、他の植物が育ちずらい環境での適応能力にはこれまた、
生物の面白さを肌で感じることが出来ます。寒さに弱いのが悩ましいところ。
お店の暖かい環境で冬を過ごしてもらって、春まで我慢。我慢は時に自分自身を生長に導く出来事です。
頑張れ!!ヒルギ・・・・

writer ライター
早坂 誠
「水辺の動植物」の販売・管理・展示を行う
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。