Neptunia oleracea
東南アジアでは食用になっている抽水~浮遊する水草。
水草の仲間としては珍しいマメ科で名前の通り手で葉を触れると葉が閉じる。
その楽しさ以上に浮遊状態の時は茎に白い海綿状(スポンジ状)のフロートを
発生させ、その浮力で浮くという特殊な能力を持っている。
5㎜ほどの茎がスポンジに覆われて20㎜ほどになるその姿と
オジギソウなる閉じる葉の2つの魅力で、
夏の浮草としてよくお客様相手に説明していた記憶がよみがえる。
状態を保つ秘訣として、
富栄養化した水と比較的光を求めるため、どちらかが欠けるとうまく育たない。
ホテイソウと同じような育成条件である。
植物園で繁茂しているこのミズオジギソウも元は私がこちらに持ち込んだもので、
時にして10年。
維持している時間を思い返すと感慨深い気持ちになる。
writer ライター
早坂 誠
「水辺の動植物」の販売・管理・展示を行う
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。