お友達に誘われて訪ねた新大久保の高麗参鶏湯。
スープを一口飲んで、悟ったというかピンときた。
身体が求めていた食事だと。
長時間煮込まれた丸鶏をほぐしていくと、指の関節大の高麗人参。
ナツメや木の実、お米の甘味が優しい。
溶けるような鶏とスープをゆっくり食したら、
身体の芯からぽかぽか温かくなってきて、
身体の声が聞こえたように、感じた。
これ…だよ、と。
帰宅後冷蔵庫を開けると、ネギのスープ、カリフラワーのポタージュと野菜のトマト煮を
作り置きがある。
何となく作っていたけど、なるほど身体が求めているものに傾向がある。
そうだ。悟った。
今年は身体の声と向き合おう。身体が潤えば心も潤う。
感覚を研ぎ澄まし、視野を広げよう。
今朝はいつもより早く目が覚め、
本棚から10年前に学んでいた本を出して、読み返し始めました。
一杯のスープが教えてくれた、
今年私がしたいこと。すること。
writer ライター
こにし あい
さる年生まれ
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。