植物には一つの種類で葉の形状に大きく違いが表れるものがあり、
そのような葉を異形葉という。
水草は異形葉の宝庫というべき存在で、多くの葉で異形葉が見られる。
特に水面近くでは、その形状の違いが見れる機会が多い。
リムノフィラ セシリフローラ。
「アンブリア」「キクモ」とも呼ばれている水草は
日本にも自生している
いわゆる「水田雑草」といわれる水草の日一つ。
良環境では極めて生長がはやく剪定にも強いため、
育成が簡単な種類に分類されることが多い。
大概は沈水葉の形でみられるのだが、
今回水面近くで抽水葉の状態が見られたので、写真に収めた次第で
なかなか隣り合わせで異形葉が見られる機会が少なかった一枚である。
writer ライター
早坂 誠
「水辺の動植物」の販売・管理・展示を行う
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。
有限会社エイチツー 代表
ビオトープ計画・施工管理士
愛玩動物飼養管理士
観賞魚飼育管理士
著書「水草水槽のススメ」
関心事:音楽と生きもの。自家製梅干し。サンマの塩焼き。