最近「ぶらっと散歩」という概念が自分の中からなくなっていることは気づいているため
目的があってこその行動ということが日常的に習慣づいている。
考えてみれば最近一人で散歩という行動と言えば、地方の離れた場所での定期的水槽管理の後に
行ける温泉くらいなもので、この少しの時間は心身ともに何も考えず休める時間としては
貴重な時間になりつつある。

そんな中、散歩をする機会ができた。
カメラの調子と使い勝手の確認をすることにもちょうどよいタイミングである。

自宅から細い道を幾度か曲がって公園へ。
そこには屋台が所狭しと並んでいる。
そういえば小さいころからお祭りの屋台で食べ物などを買うことに抵抗感というか、
ためらいがあるため、比較的買うことが少なかった思い出がある。

清潔感とかそのようなことではなく、
店主とのやり取りに対する抵抗感と周りの目がなんとなく嫌という漠然とした感覚だと思う。
それが今でも引き継いでいるかは自分自身わからないでいるが、
この日もたこ焼きとお好み焼きにひかれたが、
もっとおいしいたこ焼きを知っているため、買わずに通り過ぎた。

なるほど本日のイベントかと思いきや、さらに先に進むこと。
たまたまの同時開催のメインは天王洲アイル近辺であった。

ビールを飲んだ後、DJの音に身体を委ねたわずかな時間を楽しめた時間。
非日常の感覚だけに貴重だと感じる。　
帰り際に上がった花火。
カメラの性能のおかげでシャッターを押すだけである程度は何とかしてくれる。
良くも悪くも文明の力。人はどんどん退化していくのが心配になる。
そんなことを考えることもこれまた性格であるため、
常に進化を進元改めて思う今日。