アメリカに住んでいたら、一度は訪れたいと思う場所はやはりワシントンDC。
アメリカの政治と歴史の中心地であるからという理由と、
テレビに映るあのホワイトハウスを見て見たいと思いました。
サンクスギビング休暇中、ワシントンDC二泊三日。
ミシガンからワシントンDCまでは片道530miles、
およそ853kmの距離。東京から広島のそのまた少し先に行ける距離を、
休憩を含め約九時間半かかりましたが、ワシントンDC観光出来たのは1日でした。
それでも、とても印象に残る街でした。
アメリカではサンクスギビングの日は、特別の料理を家族で囲むのが定番。
そのためレストランや店は午後5時で閉店してしまう。
そうとは知りながら、そこまで行ったなら。。。と、諦められず、
一か八か、なんとか4時前に夕食の目的地、Captain White Seafoodに到着。
しかし観光客の考えることは一緒。
入店叶わず、閉店ギリギリのWhole Foods Marketで、
目につくものを慌てて買い集め、なんとか夕食の形を整え家族で楽しく食べることには、
成功した初日でした。
旅行地が決まると、最初にすることは、”どこでなにを食べるか”。
食べに行きたい店のリストアップに旅行計画の大半のエネルギーを費やしてしまう私。
一食でも「もうここで済まそう(食べてしまおう)はない」。
(こんな私に家族は些か渋い顔をしていますが。。。)
そんな私も、翌日の観光中は、お昼ごはんを忘れるほど、
観るものに惹きつけられました。
記念碑やモニュメント、博物館や美術館、公園は、どれも素晴らしく、
建物一つ一つも印象的でしたが、それを取り囲む木々の美しさ、
街のレイアウトに感銘しました。
幸いお天気がよく、ホワイトハウスから、リンカーンメモリアル、
映画「フォレスト・ガンプ」で観たワシントンモニュメントをお散歩。
国立航空宇宙博物館で娘が学校のプロジェクトで調べた、
ライトフライヤー号の実物を見て、より詳しく学ぶことができました。
そして、呪いのダイヤと呼ばれるホープダイヤモンドを見ただけでなく
鉱石についても学びました。
議会図書館、ジョージタウン大学の教会。。。。
訪ねたかった所、食べに行きたかった所に思い残すことはありましたが、
翌日は、大好きなPaulのパンで朝食を済ませ、
メインランド州ボルティモアにあるナショナル水族館に向かいました。
この非営利水族館も知的好奇心が絶えない場所でした。(牡蠣も食べて・・・。)
アメリカ南部ジョージア州、西部カリフォルニア州、中西部ミシガン州に住み、
北東部は訪ねただけですが、ワシントンDCには、
アメリカ西部、南部、中西部、東部のカラーが存在しているのを感じました。
アメリカの中心地、コアですね。
writer ライター
こにし あい
ジョージア州→カリフォルニア→ミシガン、米国期間限定生活後
東京で暮らし。モスクワ→ふたたび東京
元料理研究家の嗅覚で、美味しいもの探す日々。
料理の感性を磨ける食べ歩きと、出会った味を再現するのが好き。