その昔、友人の庭にはみ出ていた、ひと枝を持ち帰ったのが15年ほど前。
毎年秋口に葉を落とし、冬場には丸裸になってしまって、死んでしまったかもとハラハラするものの、
春には少しずつ芽が動き出し、気温が30度を超えたあたりから毎日次々に花が咲きます。
昔、空港に到着すると友人は必ずこの隣の木の花(笑)でレイを作ってくれ、首にかけてくれました。
その時はちょっと嬉しいような恥ずかしいような・・・。
かつて法律の仕事で沢山のストレスを抱え忙しい最中、
毎回自分にレイを作ってくれたことに、
その友人と同じ年齢になった今、
思い出しながら感謝することしきりです。
あの心優しい友人が亡くなって7年、
この花が咲くとあのときの気持が蘇ってきます。
writer ライター
Granscape 大石剛正
佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。
Granscape ホームページ
http://www.granscape.com/
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。
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