GWの中盤、ひょんなことから、小田原の山中の畑を借りることができました。
その一部に植えられているお茶の木の新芽があまりに美しく、
そして美味しそうだったのでオーナーに新芽を摘む了解を得、
緑茶を作ってみることにしました。
ネットなどの情報で作り方をチェックしたところ、
作業の手順はシンプルそのもの。
流れは以下の通り。
① 新芽を摘む
② 摘んだ新芽を蒸す
③ 人肌より少し温かい温度で乾燥させていく。
揉んで乾燥、揉んで乾燥・・・・
単純なこの作業、思ったよりも時間がかかります。
焦って高温で乾燥をすすめると香りが悪くなるとのこと。
じわじわとあたためながら乾燥するしかなく、
5kgの新芽を摘んでから乾燥まで約4時間超!
(ちなみに出来上がりは150g)かかりました。
恐る恐る、初めて作ったお茶は深みや渋味があまりなく、
淡緑色でライトな味わい。
少しだけ甘みも感じます。
お茶としてギリギリ次第点といったところでしょうか。
これまでお茶って高いなあ・・と思うことも多かったのですが、
作業時間や手間を考えると全然高くなく、
むしろ人件費などを考慮すると大丈夫?といった金額だと納得しました。
これから二番芽、三番芽が伸びてきます。
今後は蒸し方や乾燥の温度やもみ方を研究し、
さらなる精進を目指したいと思います。
writer ライター
Granscape 大石剛正
佐賀県生まれ
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。
Granscape ホームページ
http://www.granscape.com/
1級造園施工管理技師、グランスケープ(有)代表
大学で環境科学を学び、文部技官として地質・地震学の研究を経て、再び大学院にて陸水学を修める。その後環境アセスメント調査会社で屋久島をはじめ日本全国をフィールドワークで廻る。
ランドスケープの世界に入り、それまでの経験を生かし自然さを大切にした
数々の庭園デザインと施工を行う。
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