食に関するお話。

毎日の食事には特に気を使っていないこと、
食べられない食べ物が無いことも含め、
基本的にはどのような食べ物もおいしく食べることが出来る。

さかのぼること・・・
子供のころは苦手なものがあった。

最初にトロロ。
あの味はさほど苦にはならないが、
昔のトロロはとにかく口の周りがかゆくなった。
かゆくてたまらなく、赤くただれていた記憶も思い出す。
特に父親の生家、仙台に行ったときに無理に食べたトロロで
腹痛となり、正月の夜に一人で寝ていた思い出。

さらにメロン。
兄がメロン好きな反面、私はあの味と
後味が苦手だった。
　実はこれもメロンのアクの強さで口が
かゆくなるからだと後で気づくことになる。
結局のところ、かゆみの影響で苦手となったのは、
いたしかたないことであって、
子供ながらにそれ以外は何でも食べる、
食に関しては親を困らすことはない子供だと思う。

ちなみに
昔のトロロと前述したが今のトロロは
かゆみの成分シュウ酸カルシウムの成分が少ない品種
があるのだろうか？いつからかかゆみは気にならなくなった。
年で耐性や肌の強さが影響しているのかもしれない・・

この日記用に保管してた、以前に食した
サワガニの姿揚げ。
味もさることながら、この姿の美しさを思わずカメラに収めた。
日々飼育や撮影でお目にかかることが多い中、この赤味と艶に感動しながら
食に対する関心をもう少し持とうと、時折思うこの頃である。