清明 鴻雁北へかえる

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ4月9日から4月13日頃の時期になります。
日本にやってくるツバメと入れ替わるように、雁が北へかえってゆく頃です。
雁は、日本が寒さが厳しくなる頃に飛来し、暖かくなる頃にはさらに北へと移動する冬鳥です。
越冬した鳥たちが水辺や里山の森から移動を始めるころ、里山には春の山菜がシーズンを迎えます。
その山菜の代表格でもある「タラの芽」もそろそろ芽吹くころ。
タラの芽にはビタミンEが多く含まれていることから、アルコール性脂肪肝を抑えるといわれています。
特に天ぷらは美味しくいただけるので、お酒のおともに最適かもしれませんね。