春分 雷乃声を発す

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ3月30日から4月3日頃の時期になります。
春に鳴る雷を「春雷」と呼びます。
春の訪れを告げる雷がなり始めるころ。
春雷は、古くは恵みの雨をもたらす兆しとして、喜ばれたそうです。
春分のはじめの時期には、小ぶりの花の「こぶし」が咲く時期を迎えますが、この頃からは
こぶしより大きな花の「木蓮」が咲き始めます。花びらが開く姿は、手のひらを大空に向かって広げているように
見えます。絹のような美しい白木蓮(ハクモクレン)や艶やかな紫色の紫木蓮(シモクレン)があります。

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