春分 雀始めて巣くう

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ3月20日から3月24日頃の時期になります。
雀が枯れ草を集めて巣作りを始める頃です。
軒下や屋根の隙間に出入りをして、新しい住まいを整えます。
雀も忙しく動き回る時期ですが、田畑が広がる土地では「ひばり」が
空高くさえずる光景を目にすることが出来るのもこの時期です。
地面から舞い上がる時の「のぼり鳴き」、空高い場所で羽ばたきながら
鳴く「舞い鳴き」そして降下する時の「下り鳴き」のそれぞれに鳴き方を変えるひばり。
しかも、その鳴き方にも上手、下手があり微笑ましいものです。