啓蟄 菜虫蝶と化す

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ3月15日から3月19日頃の時期になります。
冬を過ごしたさなぎが、蝶に生まれ変わる頃。
地中から虫たちが姿を現し始める啓蟄の終わりには、虫が蝶となって舞い始めます。
3月16日は、「十六団子の日」です。昔から神様が山から下りてくる日で
この日は、十六個の団子を作ってもてなしたというお話からきているようです。
米作の季節になると神様が山と田を往来すると考えられており、この時期に山から下りてきて
秋の収穫が終わると山へとお見送りするという行事が現代でも続いているのですね。

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