小寒 芹乃栄う

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ1月5日から1月9日頃の時期になります。
「せりさかう」と読みます。
芹がすくすくと群れ生えてくる時期です。
芹は、春の七草の一つにも数えられる野草。
1月7日には七草がゆをいただき、胃腸を休めます。
この日、七草がゆとともに覚えておきたいのが「つめきりの日」ということ。
七草粥をつくる下準備は前の晩に七草を包丁でたたいて水にしたしておくのですが
7日の朝に粥をつくる際に七草をしたしておいた水に手を浸し、爪をやわらくしておき
このあとに新年はじめて爪を切ると、一年間病気をしないという言い伝えがあるのです。
身も心も暖かく、健康に気遣う一年のスタートになりますね。