大雪 熊穴に蟄る

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ12月12日から12月15日頃の時期になります。
熊は雪が降り始める頃から春彼岸の雪解けの頃まで、木の穴や洞窟で冬眠に入ります。
雌はこの時期に子供を生み育てるそうです。さて、食卓にはこの時期が旬の牡蠣が登場する時期です。海のミルクとも言われているだけあって、体力や免疫力を高めるグリコーゲンや疲労回復を助けるアミノ酸も豊富に含まれている食材です。また、11月頃に身が詰まってきて、12月には香りが良くなるといわれています。お鍋の時期ですが生牡蠣や、牡蠣フライも美味しいですよね。旬の時期は3月まで続きます。

食卓に輝く太陽のようなお皿 Sunshine Drape サンシャインドレープ 東京∞散歩
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