小雪 朔風葉を払う

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ11月27日から12月1日頃の時期になります。
朔風(さくふう)とは、北風や木枯らしを表す言葉です。
冷たい木枯らしに、木々の葉が払い落され、いよいよ冬の姿に変わります。
そんな時期に清流に彩りを与えてくれるのが「かわせみ」です。かわせみと言えば
夏の清流に飛び交う姿を想像する方が多いと思いますが、冬の雪景色の中で飛ぶ姿を見ることも出来るのです。翡翠と書いて「かわせみ」と呼ぶほど、飛ぶ宝石とも呼ばれるほど
その姿は美しく、モノトーンの世界にその姿を見つけるとなにか嬉しくなります。