霜降 霜始めて降る

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ10月23日から10月27日頃の時期になります。
秋が深まり、霜が初めて降りる頃。農業を営む人々には霜は大敵です。注意が必要だということを伝えるための時節でしょう。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、冬の到来を予感します。体を冷やさないよう注意しましょう。
9月の中秋の名月も美しい月を愛でる事が出来ますが、ちょうどこの頃、十三夜の名月が楽しめます。
そして、秋の庭先には「紫式部」という草花が咲く頃です。やわらかな緑の葉の付け根に美しい紫の実が付き、十三夜と共に雅な美しさの競演が楽しめますね。