今回の花あしらいは、寒さが深まり始める季節に、ひときわ鮮やかな色で私たちの目を癒してくれる「アメジストセージ」が主役です。
アメジストセージはメキシコから中米原産の観賞用のセージの一種です。
学名がサルビア・レウカンサといい、シソ科サルビア属の植物です。
数多いサルビアの種類のなかでもひときわゴージャスで花びらに見えるガクの部分は、まるでベルベットのような肌触りです。
この花だけで充分な存在感があるので、冬らしい雰囲気を作ってクリスマスを迎えるというのはどうでしょう。
ガラスの花器にそのまま投げ入れても絵になりますが、今回の花あしらいでは、花器をアルミのワインクーラーにして、フラワーベースの下にはフェルトのランチョンマットを敷き、大きな松かさを飾ってみました。