そろそろ秋から冬へと季節が移り変わる頃に旬を迎えるのが「カブ」です。
普段頂くのは根の部分ですが、旬のカブの葉は柔らかくとても浅漬けや煮物、お浸しにしても美味しくいただけます。
白いカブが一般的ですが、赤や黄、紫色など、さまざまな色や形、大きさの品種があります。その数は80とも言われています。
他の野菜もそうですが、とくにカブは数時間干すだけでも甘みと旨みが凝縮され、それから調理するとさらに美味しさが増すので、ぜひ試してみてください。
寒い季節にぴったりのおでんの具にしたり、コンソメと合わせてポタージュにしたり、体を温めるのにはもってこいの食材です。
さて、気になる栄養について。
カブには、カリウムやビタミンC、食物繊維、デンプンを分解する消化酵素のジアスターゼなどが含まれます。生で食べると消化酵素を効率的に摂取できると言われており、胃もたれや胸やけの解消に良いそうです。これからの季節にはぜひ取り入れたい食材ですね。また、
葉の部分はβーカロテンやビタミンC、カルシウムなどが豊富で緑黄色野菜に分類されます。
年末に向け、体調管理を気を付けたい季節になります。
カブの栄養素に力を借りて、年末年始をお過ごしください。