旬の食材

里芋

秋に旬を迎える里芋。
東南アジアが原産と言われており、日本には縄文時代に渡来されたとされています。
という事は、お米よりも早くに食されていた食材のひとつなのです。
里芋は地下茎で親芋から、子芋、孫芋と続いていく様子から、子孫繁栄を表し縁起物として扱われています。また、お月見の室礼にも欠かせない野菜です。
里芋の茎はずいきと呼ばれ、乾燥させたものは干しずいき、芋がらと呼ばれて煮物などに重宝される食材です。
さて、里芋に含まれる栄養について調べてみました。
里芋には複数のぬめり成分が含まれています。
ガラクタンという糖質とたんぱく質が結合したもので、血圧を下げ血中のコレステロールを取り除く効果があるといわれており、高血圧予防や、動脈硬化予防など生活習慣病の予防に効果が期待できる他ムチンも含まれており、体内に入るとグルクロン酸という成分に変わり、胃・腸壁の潰瘍予防・肝臓強化に役立つそうです。 食物繊維も豊富なので、便秘改善にも役立つ食材と言えるようです。
里芋を使った料理と言えば、筑前煮や、芋煮などを思い浮かべますが、素揚げや、里芋コロッケ、里芋饅頭の椀物など、揚げ料理も美味しくいただけます。
旬の里芋を使って季節を感じる食卓をお楽しみください。

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