アオイ科に属するオクラは花を見るとなるほどと頷けます。
夏の畑に黄色の美しい花を見かけたことありませんか?
アオイやフヨウに似たオクラの花です。
原産地はアフリカ東北部と言われており、古代よりエジプトで栽培されていたそうです。
夏に旬を迎えるオクラは、独特の食感とぬめりが特徴の野菜で、
色んな料理に使いやすい食材です。
例えば、和え物や炒め物、天ぷらやフライなどの揚げ物、肉巻きで焼いたり、酢の物や煮物、そして冷ややっこや白身魚のカルパッチョのトッピングなどなど。
ぬめりの成分のひとつペクチンは、整腸作用を促し、コレステロールを排出する作用が あることや、免疫力を高めるとされるβカロテンがレタスの3倍以上も含まれています。
その他、ビタミンB1も含まれているので夏バテや疲労回復にも効果が期待されています。 まさに、これからの季節には嬉しい食材のひとつです。

オクラの下処理について

オクラは料理によって下処理をします。 煮物やスープなどの汁物や、揚げ物などは直に火を入れますが その他は基本、一度ゆでてから調理します。 表面を塩でこすってそのまま茹でるときれいな色に茹で上がります。 茹で時間は沸騰したお湯で1分が目安です。