春の花あしらい

春のアレンジメント

今回号の特集の「お花見のすすめ」の中でご紹介した箱に入ったおつまみやスイーツなどにちなみ、春のはなあしらいも部屋の中で春の雰囲気を愉しめるように、ボックスフラワーを作ってみました。

柔らかな春の日差しのような淡い黄色と白をベースに、自宅で育てている鉢ものの花やグリーンを使ってアレンジしてみました。
今回使った花は、今が見ごろのラナンキュラスがメインで、冬から春のプランターや寄せ植えでも人気のある、花かんざしと、優しい香りと柔らかな色のストックを加え、グリーンは、ドライフラワーでも使えるアスパラの葉と、花が終わったあとのヒヤシンスの葉の部分をカットして使ってみました。

作り方はとても簡単です。使っていない缶や頂き物のお菓子の箱など、適当な大きさ(あまり大きくない方がおすすめです)の箱のサイズに合わせてオアシス(吸水スポンジ)をカットし、充分に水を含ませます。
*箱よりも少し低めにオアシスはカットしてください。
次にアレンジに使う花材も水切りをして水揚げしておきましょう。
水を含ませたオアシスはセロファンか、ポリ袋で覆い、箱にセットします。
この時、水漏れしないように、セロファンやビニール袋をテープでとめてからセットしましょう。
水揚げさせた花やグリーンの茎を斜めにカットして挿していきます。この時、茎は2cm程度の深さに挿していけば安定し、水揚げも問題なく出来るはずです。
メインの花の位置を決めて挿したら、あとは隙間を埋めるようにバランスよく挿していけば出来上がり。

ご自宅のダイニングテーブルに置くと、お料理やご一緒にテーブルを囲む人たちにも邪魔にならず、まるでもう一皿増えたかのような演出にもなるし、蓋がある箱を用意出来たら気の利いた手土産やプレゼントになります。

使用した花材
・ラナンキュラス
・はなかんざし
・ストック
・アスパラの葉
・ヒヤシンスの葉

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