暦は師走。12月となり、なにかと気忙しい季節がやってきましたね。
今年最後の「花あしらい」は、特集でご紹介したトルコやモロッコを
イメージした花を選んでみました。
今回使用したお花のひとつがチューリップです。
チューリップといえばオランダを思い浮かべる方多いのではないでしょうか?
実は私もその一人でした。
ところが、調べて見るとチューリップの原産国はトルコだったのです。
確かにオランダもチューリップの生産地には間違いないのですが、原産国ではないという事です。
トルコからオランダにチューリップが伝わったのは16世紀頃と言われています。
そしてチューリップはトルコの国花であり、国民に最も愛されている花だそうです。
そんなチューリップは春のイメージですが、最近では冬でも手に入れる事が出来ます。
今回は、上品な白のチューリップにジニアを合わせてみました。
ジニアは日本では百日草と呼ばれていて、ピンクや赤などの色がポピュラーですが、
ちょっとスモーキーなオレンジや緑の品種も多く出回っています。
ニュアンスカラーが引き立つユーカリをアクセントに、ちょっと大人っぽい
「花あしらい」に仕上げてみました。
自然に寄り添うことを大切にお届けしている「花あしらい」より、
今年も1年の締めくくりとして、皆様の健やかな日々をお祈りしています。
使用した花材
・チューリップ ダーウインスノー
・ジニア(和名:百日草) クィーンライムオレンジ
・ユーカリ
・トルコ雑貨の小箱