初夏の花あしらい

籠のフラワーベース

野山には薄紫のホタルブクロやソバナなどの山野草が可憐な花を咲かせる時期です。
お庭や遊歩道、そして街の植栽の中には様々な種類のアジサイや、クレマチスなど、涼しげな色合いの花々が私たちの疲れた心や目を癒してくれます。

今回のフラワーアレンジメントは、そんな涼やかな気分を家庭でも楽しめるように、薄浅黄(うすあさぎ)や淡藤色(あわふじいろ)、紫苑色(しおんいろ)のお花を集めて、花器も陶器やガラスではなく、籠をフラワーベースにしてあしらってみました。
(籠の中はガラスのポット)

6月には衣替えや建具替えで生活の中に涼を取り入れるという本格的な夏にむけた日本人の知恵があり、古くから受け継がれている大切な文化のひとつですが、花あしらいも、四季折々の日々の暮らしに寄り添いながら、心を豊かにし、時に癒しを与えてくれるものではないでしょうか。

<使用した花材・素材など>
籠:籐のかご(持ち手はあけびの蔓)
花材:
クレマチス 
エリンジウム
リキュウソウ【利久草】
カンパニュラ【フウリンソウ】
スプレーバラ エクレール

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