和菓子歳時記

文月 夏の菓子

七夕の日、短冊に願い事や詩などを書いて笹に飾る風習「文を広げて晒す月」からなった説、稲の穂が実る月「穂含月」ほふみづきから、「文月」となった説など様々な語源を持つ文月。

この時期、七夕にまつわるお菓子がたくさん並びます。
織姫にちなんだ糸巻きを模した落雁、夏の夜空、天の川に見立てた涼しげな錦玉かん、朝に咲く朝顔の練り切り、どれも目と、舌触りから涼を感じさせるお菓子です。

また七月はお中元、夏祭り、土用の鰻などどれも暑い夏に、体を気遣い行われる暑気払いの行事とともに暑中見舞いを送る時期でもあります。

暑中見舞いは、遠方に住む方へ送る夏の便り。夏の暑さをねぎらう挨拶状として広まりました。
手紙離れの昨今、ちょっとした一言を添えて夏のお菓子を暑中見舞いとしてお届けしてはいかがでしょうか。

今回のお菓子
「蕨餅」
蕨粉を丁寧に練り上げ、三種類の黄な粉を合わせた深い味わいととろりとした触感を楽しめる一品。


和菓子製作:ゆり屋

自然素材のやさしい味の和菓子を手づくりしています。
ちょっと小ぶりで甘さ控え目ですので、日本茶だけでなく、コーヒーやワインと共にも召し上がって頂けます。
http://www.yuriya-gigli.jp

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