和菓子歳時記

師走 和菓子の冬行事

和菓子歳時記

立冬から立春までの冬。その真ん中の師走とは、新し い年を迎える準備をする月。僧侶がお経を上げる為 に走り回る程忙しいという意味。他に「暮来月(くれこづき)」「春待月(はるまちづき)」等の別名があります。この時期の和菓子は、陰暦の雪月(ゆきづき)という事から雪を題材にした干菓子や、災いを転じる難転が由来の十二月の茶花、「南天」を模した練り切り、柚子をふんだんに使った冬至のお菓子など、新年への新たな願いをこめたものが並びます。今回のお菓子「姫椿」は山茶花の別名です。鮮やかだった緑が次第に色をかえ冬の景色に変わってゆく庭に、甘い香りを放ち薄紅色が彩りを添えます。一年の締めくくりの行事が盛りだくさんの十二月、優しいお菓子を手土産に安らぎの時間をひと時お過ごし下さい。

今回のお菓子 「姫椿」練りきり製 フランボワーズの中餡を、ほんのりと薄紅色に染めた、練り切り餡で包んだ愛らしい一品。

〈十二月十三日〉正月事始 すす払い
〈十二月十七日~十九日〉羽子板市
〈十二月二十二日〉冬至
〈十二月三十一日〉大祓


和菓子製作:ゆり屋

自然素材のやさしい味の和菓子を手づくりしています。
ちょっと小ぶりで甘さ控え目ですので、日本茶だけでなく、コーヒーやワインと共にも召し上がって頂けます。
http://www.yuriya-gigli.jp

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