「それでも小鳥たちは森でさえずる」・・・
すべて一点ものの100個のトリマグ(鳥のマグカップ)
の素敵なexhibitionがありました。
作者は、Paris在住のイラストレーター山下美千代さん
イラストもとても素敵なのですが、
立体作品の世界観とその表現力にここ数年魅了されていて、
100個の作品を作ってゆくのをInstagramでずっと
楽しみに拝見しながらこの日を待っていました。
本当は、在廊なさるはずでしたが、コロナ禍により来日かなわず、
また100個もの陶器作品をコンテナで送るリスクを考えると
代表的な数点のみの展示とし、あとの作品はすべて写真カタログで
パリ・アトリエとオンラインでつながって、自由に見せて戴く
といった今ならではの方法をとっておられました。
これが、なんともお洒落で、よいひとときで、
少し眠たそうな美千代さんに
背景の大きな窓からパリの風景を見せて戴くと、
空想がひろがり、一瞬パリへワープしてしまうのです。
私が拝見したのは最終日でしたので、
もう半分以上の行き先が決まっていましたが、
No.19子育てペンギンのやさしい佇まいとBlueに心奪われ・・・
(本当は全部欲しいのですが)
こちらをお迎えすることにしました。
3週間ほどたった先日、突然、パリの風を纏った小箱が届き、
キタ~~~と思いました。
ようこそ!
思った通りの色合い、なんとも可愛くて見るほど気に入りました。
工夫され夢のあるexhibition でした。
・・・それでも小鳥たちは森で楽しそうにさえずっていました。
世界と繋がるのも容易になり今後の可能性も広がりました。
混とんとしたこの夏によい思い出になりました。
writer ライター
LM
モード評論、アパレルMDを経て独立。
約10年の山暮らしを経て、東京にUターン。
天然素材の服と雑貨のアトリエを運営。
HP: アトリエ「&R」
http://and-robe.shop-pro.jp/
約10年の山暮らしを経て、東京にUターン。
天然素材の服と雑貨のアトリエを運営。
HP: アトリエ「&R」
http://and-robe.shop-pro.jp/