200年以上にわたり、人々を魅了し続けているフランス発祥の伝統的デザイン生地のこと。
数年前、パストラルという農村風景の柄に出逢ってから私も、魅了され・・・。
コットンベースに2色使いプリントが主流ですが、私はリネンベースを探して、
バッグやお洋服にお仕立てしています。
シンプルな装いに、歴史を感じる絵画のような柄はエレガントで
クレバーな感じがするのです。
フランスの田舎にあるトワル・ド・ジュイ美術館には、
18世紀ごろのベルサイユ宮殿のインテリアやマリー・アントワネットが愛した柄も
展示されていて、その当時のデザインから忠実に型をおこして作った貴重な生地も
あるそうです。 あぁ、いつか訪ねてみたいものです。
現代は、フランスのメーカー数社が、当時の人物、神話、生活風景、動植物、天使を
モチーフにデザインして、継承しながら製造し続けています。
フランス人は潔いのか、とても素敵な柄もたちまち廃版になってしまうので、
ときめく柄に出逢った時には、少しずつ集めています。
フランスから届いたときの匂いや、ざらけた感触は、もうたまりません。
NOËLにむけて、またわくわくしています。
writer ライター
LM
モード評論、アパレルMDを経て独立。
約10年の山暮らしを経て、東京にUターン。
天然素材の服と雑貨のアトリエを運営。
HP: アトリエ「&R」
http://and-robe.shop-pro.jp/
約10年の山暮らしを経て、東京にUターン。
天然素材の服と雑貨のアトリエを運営。
HP: アトリエ「&R」
http://and-robe.shop-pro.jp/