非常事態宣言解除後
県外への移動自粛が緩んだ数日後
天気のいい平日に有給をとって
どうしても今行きたい場所
「奥日光」へ出かけた。
この時期は標高の高い奥日光は
遅い春と初夏が同時に来たような
美しい緑の世界に包まれる。
男体山や奥白根など
登りたい山はあるが、今回はハイランドの散策のみと決めている。
なんとなく県外への移動は
いくらリセットされたからと言っても
気が引ける部分もあり、長時間滞在は避けたい気がしたからだ。
夜明け前に車で東北道を北上し、日光道からいろは坂を登る。
天気は上々。素晴らしい朝焼けと青空のコントラストに気分は上がる。
そして、中禅寺湖を通過し通いなれた奥日光へと続く道。
緑も様々な表情を見せてくれている。
遠くカッコーの声。
ようやく来れた!という思いと、日ごろの妙な緊張感が解れていく。
駐車場に車をとめて、ここからしばし散策することに。
木道を歩き湯ノ湖まで向かう。
しかし、途中で去年の台風により通行止めになっている箇所も多い。
それでも、周りの景色は変わらずだ。
戦場ヶ原と男体山の雄大な景色と
湯川ののんびりとした流れを見ていると
これまでの数カ月の思いが消えていく。
数時間の散策だったが、自分にとってこのタイミングで
ここに来れたことは意味深い。
明日からの生活へのビタミン剤を注入したようだ。
writer ライター
コトヒラガクト
親の影響で幼い頃から山や川に慣れ親しんでいたので
今だにその影響が持続している40代の自由人
(仕事はしております)
特に、早朝の山と夕暮れの川の景色が好きです。
ちょっとのスキに、どこでもいいので自然が感じられるところへ
出かける時間を作っている。
今だにその影響が持続している40代の自由人
(仕事はしております)
特に、早朝の山と夕暮れの川の景色が好きです。
ちょっとのスキに、どこでもいいので自然が感じられるところへ
出かける時間を作っている。