深く息をする

野原こみち|2020年5月20日

人は何かストレスを感じると、だんだんと呼吸が浅くなってくるらしい。

はっきりとその原因を見つけられなくても、行動を制限されたりする中では、ストレスはぼんやりとした靄のような形でまとわりついているようで。

世の中の動きに敏感になることは大切なことだけど、それでも感情をいたずらに振り回されてしまうと、知らず知らずのうちに自分以外のことで思考のほとんどがいっぱいになってしまう。

今、現代病ともいうべきジレンマに陥っている人は多いのではないかと思います。

背中をまるくして、画面にへばりついていては、呼吸はますます浅くなるばかり。

煮詰まってきたら、ときどき(それでもその時々は頻繁にでも構わないとおもいます)窓をあけて、外の空気を吸うようにします。

両手をあげて胸をひろげるようなポーズにすると、身体の芯まで届くような深い呼吸ができるような気がします。

自分を「煮詰め」ないように。心が、いい塩梅になるように。

writer ライター

野原こみち

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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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