夏のこども

mon|2019年8月16日

夏休みのこどもの宿題、植物の観察といえば定番なのが「あさがお」。
うちの子も持って帰ってきたあさがおをベランダに置いて、毎日咲いた花の数を数えています。

世の子供達が夏休みに入ると、お母さんたちは途端に忙しくなるのが常。
なるべく外に遊びに行かせるようにはしてみても、それでも色々とやることは増えます。
仕事だから!と言って部屋にこもっても、数分後には「ねーねー、おかあさんー」と始まります。

ふと、自分の子供のころの夏休みってどんな感じだったかな、と思い出してみました。
うちは両親とも共働きで普段からあまり家にいなかったので、夏休みはおじいちゃんおばあちゃんと一緒にいることが多かった気がします。
宿題はわりと早めに終わらせてしまって、あとは座敷でお昼寝をしたり、本を読んだりしていたのかな。
活動的に過ごした日もたぶんあったはずですが、今となっては友達と遊んだ記憶よりも、夕暮れに田んぼのあぜ道を一人で歩いていたときに風が気持ちよかったこととか、よく遊んでいた神社の木陰から畑の水やりをしている祖父を眺めている風景とか、そんな記憶ばかりが残っています。

そんなふうに昔の記憶をめぐりつつ、息子をつれて実家へも帰省してきました。
30年以上も経てば、すでに記憶の中とは違う現実なわけで、あの頃あったものやいた人もすでになかったりするのですが、夕暮れ時の影のでき方とか、山をのぞむ高原の夏の空気はあまり変わりはなくて、自分の記憶の中とほとんど変わらないものを見つけてなんだか安心した気持ちになりました。
息子も、今現在、子供時代の夏を過ごしていますが、彼の記憶にはどんなことや風景が残っていくのかな。

writer ライター
mon
グラフィックデザインやイラストなどを生業としています。
山育ちののんびりやですが、現在は東京暮らし。
寒いのが苦手。夏は扇風機派。
いつも何かを作りたくて仕方がない性分です。

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