自分のチューニング

野原こみち|2019年6月7日

いつの頃からか、一日を同じ行動から始めるようになりました。
それがどんなことかというと、朝早起きをしてまず外に出るということです。
夜が明けようとするひとときは、不思議な時間帯で、とても静かでまっすぐな心になることができる気がします。
まるで、昨日までのマイナスのものをすべて流して、ニュートラルな心にチューニングされるような。
そんな気がする、という曖昧な理由だけで、結構長い期間、このルーティンワークが続いています。
はじめは歩いていたのですが、一年ほど前から物足りなくなって、軽く走るようになりました。
走っていることが、苦しいとか辛いとか思っていたのは、本当に最初だけで、続ければ続けるほどに無心になっています。
でも、それをしなければいけないという変なジンクスにもしたくなかったので、走る距離はその日の体調や天気によって長かったり短かったり。
ゆるいルーティンですが、私にとっては、一日をすっきり始めるために、今では欠かせないものになっています。
今日も一歩ずつ、向かいたい方向に進もう。そんなふうに自分自身を励ます、自分のためだけの時間です。

writer ライター

野原こみち

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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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