渋谷「パンチョ」再び

小李富|2016年8月4日

できることなら新橋のポンヌフに行きたいところだったけど、通り道である渋谷のパンチョに。
雨が降っていたから、駅から近いこともありがたい。

パンチョ01

ランシンさんが書いた横浜野毛「センターグリル」で、
めんくい魂に火が付いてしまい、頭からナポリタンが離れなくなった。
矢も盾もたまらないとはこのことだ。この歳にして、この単純さ。

でも、いいのだ、ナポリタンなのだ。たっぷり食うのだ。
前回、普通盛りとはいえ400gもあるナポリタンでさえ物足りなかった僕は、
迷うことなく大盛り(600g)をチョイス。

パンチョ04

その圧倒的なボリューム感。
わきにタバコを置くという古典的手法で表現したつもりだけど(笑)、
おわかりいただけたでしょうか。

となりの席にいたガテン系ガタイの大きなお兄さんが、
大盛りを残すのを余裕の笑みで眺めつつ、楽に完食。
めんくいの面目躍如である。ふふふ。

しかしなぜこんなにナポリタンに惹かれるのだろう?
めんくい(麺食い)だから、麺ならなんでも来いの僕だけど、
ナポリタンは一種独特のポジションにあるように思えてならない。

ケチャップが好きだから。(トマトは嫌いなくせに)
お子ちゃま的なわかりやすい料理が好きだから。(カレーとかハンバーグみたいに)
すべて然り。否定はしません。が、それだけか?

いまは平成だが、オレはいい歳をした1960+世代のおやじだ。
昭和ノスタルジック的気分になったから、
ナポリタンを食べたくなってパンチョに来たわけではない・・・と思う。
チキンラーメンだって、ククレカレーだって、
「昭和の味」と言えるかもしれないけど、
懐かしい味だから食べたくなるのではない・・・ような気がする。
事実、店内には老若男女でいっぱい。昭和を知らない輩も多い。

ナポリタンが好きな方、その理由を教えてください!?

writer ライター

小李富

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