横浜野毛「センターグリル」 

ランシン|2016年8月2日

玉下さんのお勧め「さぼうる」。
小李富さんのお勧め「パンチョ」と「ポンヌフ」。
僕は二人に異を唱えるわけではないけれど、
ナポリンタンってこれでしょう!とお薦めのお店を。

場所は、横浜野毛。
みなとみらいの近代的華やかさからは一線を画した野毛エリア。
ここは昭和な雰囲気がぷんぷんのいわゆる1960+世代(1960年代生まれ)がなんとも喜びそうな場所。
その一角にある、「センターグリル」という洋食屋さん。

横浜野毛「センターグリル」01

米国風洋食とあるのはお分かりかな。
ここはれっきとした街の洋食屋さん。
二階にあがって着席すると、メニューが用意され、この店のお薦め一覧が。
そこには、ナポリタンや浜定食といった人気メニューがならぶ。
注文は、定番のナポリタン、浜定食、カツカレーの三品。

横浜野毛「センターグリル」05

横浜野毛「センターグリル」03

横浜野毛「センターグリル」02

さて今日の話のメインはナポリタン。
実はここのナポリタン、横浜の「日本ナポリタン学会」公認の一品なのだ。
(とはいえ、「日本ナポリタン学会」というのも怪しいけれど)
しかも、小李富さん推奨のパンチョにナポリンタン対決で勝利したらしい。
僕はナポリタンであるゆえの一番重要なことは?と聞かれたら、まずは、麺の太さと答える。
ススルのではなくカム感じ。これが大事な食感。この店の麺の太さは、2.2ミリ。
この太さは数多いナポリタンでも最大級のはず。
この太さがナポリタンを堪能させる。
もちろん、トマトの味付けやピーマンを代表する具材も大事かもしれないけど、
ナポリンタンは麺の太さがなにより品の決めてだ。

とまあ、僕は勝手にナポリタンなら「センターグリル」って感じだけど、
ナポリタンってのは時々突如として食べたくなるもので、近場の喫茶店に入ったりするものだ。
そしてまた、ナポリタンをメニューに並べる店というのは、
不思議なことになにかしら昭和の香りを漂わせ、
その空間で食べるナポリタンは実はどれも外れはなく美味しい。

なので、ことナポリタンに関しては、その一品の順位を決めることでなく、
どこにいようがちょっと立ち寄れるほど、店を豊富にストックすることがいいんじゃないかな。
みなさん、ぜひナポリタンを出す店、教えてくださいませ。。

writer ライター

ランシン

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