めんくい

小李富|2016年7月29日

僕はめんくいである。
正真正銘、誰はばかることなく、筋金入りのめんくいである。
漢字にすると「麺喰い」。麺類を食べていれば上機嫌なのだ。
そんなところに玉下さんが、『ナポリタン万歳!』なんてブログを書くものだから、もうたまらない。
頭の中はナポリタン一色。しかも昭和なナポリタン。

そこで行ったのが渋谷のパンチョ。
昭和のナポリタンをウリに、都内に何軒か展開しているらしいが、そんなことはどうでもいい。
たまたま僕が渋谷にいたから、そこにナポリタンがあったから、一直線なのだ。

パンチョ_看板

もっともシンプルなナポリタンを注文。(by 券売機)
連れにたしなめられて(ビビッて?)普通盛り。(400g)
連れは「白ナポ」と呼ばれる白ナポリタン。
にんにくが効いているカルボナーラ。小盛り。(それでも300g)

パンチョ_ナポリタン

味は、ナポリタンである。正真正銘、昭和のナポリタンである。
学生の時に喫茶店で食べたあのナポリタンである。
トマトは嫌いなのに、トマトケチャップは大好きという僕の嗜好をしっかりと満たしてくれる。
違うのは麺。
注文してからすぐに出てくることからもわかる茹で置きの麺は、太く、もちもち。
これは、あの喫茶店にはなかった太さと食感だね。
僕としては、ぜひとも食べ比べるために、新橋のポンヌフにも行きたいところだ。

量は普通盛りでは、もの足りないくらいだった。
「普通盛りなら、もう一皿いけるかも」
普段の僕の食量からは信じられないと、連れを驚かせてしまったが、
本当に麺類だと、食量が倍増する。まさに麺食い。

麺の誕生には諸説あるらしいが、最古の遺物は中国で発見され、4000年以上も前のものとのこと。
中国とは微妙な関係にあるけど、麺類に関しては無条件感謝である。
多謝。

writer ライター

小李富

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