早いもので5月もあと、10日あまり。
今月は、大型連休もあり時間の経過がとくに早く感じます。
さて、連休の数日は仕事で福岡へ行っていました。
小石原という焼きものの里への訪問でした。
当日は「陶器市」が開催されていることもあり
いつもは静かな窯元が立ち並ぶ土地ですが、沢山の観光客や
器の買い付け目的の方がたで賑わっていました。
福岡へは今年すでに3回訪れていますが
いつも気になっていながら足を運んでいなかったところへ
やっと行く事が出来ました。
久留米市の中心部にある「笹原城」です。
私は大きな建造物が好きで
お城もそのひとつ。
有名どころよりも、あまり知られていない、人が多くない場所がとくに好きなので
ここは私のニーズにぴったり嵌った場所でした。
江戸時代の久留米藩、約250年間を治めた有馬氏の居城跡で、その昔は笹原城の名で呼ばれていました。
今は平山城づくりの本丸跡が残され、見事な石垣や正面側の内濠に往時の雄姿をしのぶことができます。
また城内には藩祖豊氏を祀る篠山神社や歴代藩主の武具、工芸品などの有馬家資料を中心とした
久留米藩政資料を主に展示する有馬記念館があります。
筑後川を眼下に眺める小高い丘にそびえる立派な石垣の城址と、こちらの中にある篠山神社も
大きなご神木と周辺の緑に囲まれた、とても赴きのある神社でした。
それから、帰りの新幹線でいつもの好きな景色を満喫。
写真がいまひとつですが、宇部の工業地帯。
夕日に染まる瀬戸内海の穏やかな海と
大きな煙突群。
私にとって至福のトワイライトタイムでした。