へそまがりな春

中館慶子|2019年4月16日

なじみのない場所へ足を運ぶ理由のひとつとして、
美術展やコンサートがある。

今回は「へそまがり日本美術」を観に府中市美術館へ。
うまい、へた、その観念だけではジャッジしきれない
不恰好な絵に惹かれるその所以に
ちょっとだけ触れられる魅力ある美術展である。

禅画にはじまり、徳川家光から伊藤若冲、そして湯村輝彦さんまで。
現代ではヘタウマと称され、美しく正統性のある絵画と
対極にカテゴライズされる絵画の数々は
きっと誰もが親しみをもって受け入れることだろう。
5月も開催しているのでオススメです!

桜満開のおだやかな日。
久々に楽しんだ美術展。
暖かな陽光に軽い汗もにじみ、
このままコートもクリーニングに出そうか。
誰もが思ったであろう矢先、
東京も真冬並みの寒さが襲う。

春もへそまがりな一面があるんだね。

writer ライター
中館慶子
北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。