はじめまして。小李富(しょうりふ)と申します。
縁あって、この上品倶楽部ブログに参加することとなりました。
小李富という名前に、おや、もしや?と思われた方は、北方謙三『水滸伝』の読者でしょう。
(おお、同志よ!)
『水滸伝』は1999年の「小説すばる」から連載が開始された歴史小説。
中国の四大奇書のひとつ『水滸伝』を原典としながらも、独自の解釈で展開しているため、
「北方水滸伝」と呼ばれている。
という感じで、大水滸シリーズはいまも綿々と続いている。
僕のペンネームは『水滸伝』の北方オリジナル登場人物で、
敵方となる青蓮寺(←CIAやKGBみたいな組織)の総帥、李富からいただいた。
冷酷な悪役ながら、どこか人間味があって何とも魅力的。僕のイチ押し登場人物なのだ。が、そのまま名前をいただいては、あまりにも畏れ多いので「小」を冠することにした。
革命を夢見た108人の物語『水滸伝』は、いま、その子供たち、孫たちが活躍する『岳飛伝』へと繋がっている。
僕たちの世代(僕は1961年生)は、子供たちが巣立ったり、孫も生まれたりしている人もいる。
大水滸シリーズを何度も読み返しながら、
舞台や時代は違えど、国破れて山河あり的な世代の移ろいなんてものに思いを馳せる・・・
そんな僕、小李富を、どうぞ今後ともご贔屓に。