秋涼し手毎にむけや瓜茄子

多羅尾 伴内|2018年10月26日


今年は恐いくらいに、秋へと順調に推移しているようですが、皆さんのところではいかが
ですか。秋を楽しんでいらっしゃいますか。

私の秋は、日田(大分県)の稲刈りで始まりました。
お天気にも恵まれ、午前中に七面ある田んぼの一面だけを手刈りして、
昼からは、刈ると同時に適量を縛ってくれる小型の耕うん機のような機械が働いてくれます。
機械は早いですね。(今度から全て機械でやろう、と皆んな思ってるだろうな♪)

あとは、掛け干しする架台を作って、束ねた稲を掛けていく作業です。
最近ではあまり見かけない風景となりましたね。
福岡の作家さんが全国の掛け干しの写真を掲載した本を書いてましたが、
地域によっていろんな干し方があり興味深いですね。


今回の昼食は師匠定番のサンマ定食。
炭火で焼く遠赤効果でウマイです!なかには三匹食べた奴も。
師匠の母上手作りの漬物類も美味。
加えて、田んぼを貸してくれているばあば(一人暮らしで、裏山には大きな銀杏の木が数本あり、
毎年たくさんの実を拾って、そばの川で洗い、それはそれは美しいギンナンに仕上げている。
この家も山もあんたにやるといつも言ってくれる。)が、私が来ていることを嗅ぎつけて、
沢山のラッキョウとギンナンを差し入れてくれた。皆んな大喜び。


昔は、ばあばのギンナンを大阪から買い付けにきていたそうだ。
ご主人を早くに亡くし、子供たちは遠方に行き、毎日庭の手入れや畑を管理しながら家を守り続けている。
田んぼも一時レンコンを作ったりしていたが、段々管理が難しくなり、
荒地にするよりも誰かが使ってくれれば....で、師匠が引き受けた次第。


そんな事情は至る所である話なんでしょう...
小さな田んぼであれば一人でもやれないことはない。
自分の家族の分であれば、何とか賄えると思うんだがなあ。
遊んでる田んぼは健康と食へのこだわりを醸成する!を公約に出馬するか...
さて、皆さんの秋はどんな秋ですか。
紅葉前線も南下が著しいようですし、もう陳腐化している言い回しですが、
平成最後の○○を謳歌しましょうかねぇ♪
では、お元気で。

writer ライター
多羅尾 伴内
酒と旅と歌をこよなく愛し、
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて