本物の美しさ

編集部|2018年9月15日

上品倶楽部のコンテンツである
「江戸建物探訪」の9月号では三菱一号館美術館をご紹介しています。

こちらでは、今、ハイジュエリーブランドの「ショーメ」展が開催されいます。

開期も終盤となったので、慌てて私も足を運んでみました。
「ショーメ」と言えば、ナポレオンの最初の妻だったジョセフィーヌが
頭をよぎり、その代表的なアイテムがティアラ。
その程度の知識と本やテレビでしか見たことがなかったので
実物を見てみたいと常々思っていたところでした。

しかし、その期待は大きく裏切られました。
ただ、代表的なティアラが見られるだけでも・・・と思っていたのに
その繊細で優雅なデザインはこだわりぬかれたスケッチから
いくつもの過程を経て、ひとつの美しい形になっていく様や、
贅沢の極みとも言えるジュエリーの大きさや種類の豊富さなどを
マジかで見ることが出来る。

そして、私が一番長時間見入ってしまったのは
ジャポニスム、アール・デコなどの芸術の潮流を反映した
ティアラやネックレス、ブローチなどが展示されているブースでした。

日本の四季の美しさをジュエリーを通して表現している
さくらや蝶、イチョウなどのモチーフになったものとは対照的な
「雷神」というブローチは日本人がイメージしている「雷神」とは
まったく違う構図になっていたり。当時のフランス人にとっての
日本のイメージとは・・・なんとも感慨深いものがあります。
久しぶりに新しい発見と驚きと刺激を与えてもらった
充実の時間となりました。


日頃、ジュエリーとは無縁な生活の中に居ますが
たまには芸術を通して、長い年月を経ても変わらず愛され続ける
本物の美しさを体で感じるということも
必要なことだと強く思った一日でした。

ショーメ展は9/17までの開催となります。
ご興味のある方はぜひ。
そして、
三菱一号館美術館前の中庭でのんびりと過ごす昼下がりもいいものです。

writer ライター
編集部
射手座・A型、夫と2匹のネコと同居中
趣味のフライフィッシングをいつまで続けられるかが最大のテーマ。
昔流行った「脳内メーカー」によると
私の頭はすべて「食」によって構成されているようです。
しかし食以外でも、人の手が関わった仕事やモノ・コトが大好きです。