芭蕉研究

野原こみち|2018年6月25日

最近読んで感銘を受けた本、数冊に立て続けに、松尾芭蕉の話がでてきたので、これはいよいよ、今まで通り一遍の読み方しかしていなかった芭蕉に、本格的にいどむときがきたか、と腕まくりするような気持ちで読み始めています。
まず、その私が感銘を受けた数冊の本はどんな本かというと、以下のようなリスト。
1、禅と日本人との関係を研究した本
2、数学と身体の関係を研究した本
3、哲学的な面から人間の意識とその本質を研究した本
1〜3を一冊ずつ紹介していると、それだけでとてつもない文章量となってしまいそうなので、詳しくは省きますが、なぜこんなに多岐に渡った全く別の分野の研究をしている先生方からリスペクトされているのか、松尾芭蕉という人は俳諧の道をすすみ、多くの作品を残しつつ、真相では一体なにをしたのでしょう。
わたし自身、まさか芭蕉が褒められている本を狙って読んでいたわけでもないので、あまりの登場率の高さに驚きを通り越して笑ってしまったのですが、読書をしていると、こんな感じで、「どうしても読まなければいけなそうだ」と思ってしまうような本に導かれることが、多々あります。
それがとてもおもしろくもあるのですが、「気になる」ことが多すぎて、底なし沼に足をとられた気分になることも、あります。

writer ライター
野原こみち
熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。