梅雨に入り、気分も乗らないところ
電車で酷い人(本来、ヤツで充分だ)に遭遇した。
それは朝のラッシュがやっと終盤に差し掛かった丸の内線の中のこと。
立っている人はまばらな感じの車両に乗り込んだところ
座っている男がノートパソコンを開き肘を開いてメールを打っては送るを
繰り返していた。
当然、両隣の人は肘がぶつかってくる。が、ぐっと我慢していた。
足元を見ると○○バのアイスコーヒーが置いてある。
その男は時々そのコーヒーを拾い上げては飲んでいる。
ちょうど、置いた瞬間にドアが開いて乗客が乗ってきた。
少し通路が混んできた。と、女性の足がそのコーヒーのカップに触った。
(当然だろ!)その瞬間、その男は「チッ!」と舌打ちしたではないか!
女性は「すみません」と呟いたけどその表情は「あんたが悪いんでしょ!」と
訴えている。
それでもその男はカップをどける事もせずにパソコンをいじっていた。
残念ながら、自分はその次の駅で降りたが、そのあとどうなったのか。
「それ、迷惑だから片付けろ」と言えない自分を反省しながら電車を見送った。
これから雨の季節。
電車内での濡れた傘のトラブルや、歩道でのすれ違いで
ぶつかることも多くなる。
ちょっと避ける心遣いや、配慮がなくなってきた日本人。
少し、心に余裕を持って、生活できないものだろうかと、
つぶやくだけの男も情けないとつくづく思ってしまった。
writer ライター
コトヒラガクト
親の影響で幼い頃から山や川に慣れ親しんでいたので
今だにその影響が持続している40代の自由人
(仕事はしております)
特に、早朝の山と夕暮れの川の景色が好きです。
ちょっとのスキに、どこでもいいので自然が感じられるところへ
出かける時間を作っている。
今だにその影響が持続している40代の自由人
(仕事はしております)
特に、早朝の山と夕暮れの川の景色が好きです。
ちょっとのスキに、どこでもいいので自然が感じられるところへ
出かける時間を作っている。