綿密に計画をたてて南アルプスの「聖岳」を目指すことにした。
しかし、出発前から気になっていたのは天気だ。
どうやら好天というわけにはいかないらしい。
それに南アルプスは足元が脆いこともあるし、慎重に考えながらの
山行になるだろう。
大井川上流の赤石ダム近くの聖沢登山口からスタート。
いきなりの急登がここの特徴で、急登が終わってもやはり脆い岩肌などを気にしながら歩くことに。
今度は聖沢吊り橋が見えてくる
ここからまたしばらく樹林帯の急登が始まる。
2時間くらい歩くと本来なら雄大な聖岳が見えるポイントに差し掛かるのだが
やはり天気予報は当たった。
西のほうから雨雲が沸いて来る。それもどうやらそれは雪雲らしい。
風も出てくる予感。ここは思案すべきだ!
色々と様子を見ながら考えた結果。下山することに。
少し急ぎ足で、来た道をそのまま下山する。
やはり予感は的中!細かな雪が降り出し、一気に強風まで。。。
山の天気は変わりやすいのは当然のこと。
しかし、ここまで!と奥歯を噛みしめたが、この判断に間違いなかった事も実感する。
2泊3日の山行予定だったがそのあとも雨が続く予報となったため
そのまま山梨の温泉に浸かって帰宅した。
この日、いろんな山で事故が起きていた。
休みは限られるが、山は逃げやしないのだ!
コンディションはベストではなくてはならない。そう自分にいい聞かせ
この休みは終了した。
が、山に入る途中の沢や樹林帯の景色には充分に癒された。
これからが本格的な夏山シーズン。
気を取り直して再チャレンジすることにしよう。
writer ライター
コトヒラガクト
親の影響で幼い頃から山や川に慣れ親しんでいたので
今だにその影響が持続している40代の自由人
(仕事はしております)
特に、早朝の山と夕暮れの川の景色が好きです。
ちょっとのスキに、どこでもいいので自然が感じられるところへ
出かける時間を作っている。
今だにその影響が持続している40代の自由人
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特に、早朝の山と夕暮れの川の景色が好きです。
ちょっとのスキに、どこでもいいので自然が感じられるところへ
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