結納の儀

多羅尾 伴内|2018年5月21日

4月末GW前半にその儀式は、私の自宅で先方のご両親、彼氏、彼氏の妹さんご夫婦をお迎えして、
古式豊かに行われた。
儀式の前に、先方の男性軍により結納の品々が整えていかれる凛とした時間...
一人娘にご配慮いただいたお心遣いが伝わる。

初顔合わせの食事会を経て、何度か近所の焼き鳥屋で、両親どおし心を通じ合わせた。
ご両親ともに年下であることから、初会から「ジュンちゃん、みどりちゃん」、
私は「タカさん」と呼ばれている。

結納前、3度目の宴で、ジュンちゃんから結納時の口上文を渡された。
お互いのせりふが書き留められた定型文で、「これ、見ながら言ってもいいでしょう、タカさん?」、「よかよか、そんかわり俺にも見せてよね。」
といいつつも、自分の言葉として感謝の気持ちを伝えるのが礼儀だと思い、
前日に少々長めにアレンジしたものをしたため、暗記した。
さて本番、ジュンちゃんはおもむろに懐から例のアンチョコを取り出し、
畳の上に置いて、読み始めた...「マジか」と思いながら、前半の定型文を目で追った...
ただ、文字は逆だし、老眼で見えないんだよなぁ....
最後の決めぜりふで、前日考えた内容を語りだすと、
「タカさん、自分で考えたとぉ」とジュンちゃんが途中で話しかける....
神妙に聞き入っていたギャラリーが、くすくす笑い出した.....
その時、福の神が舞い降りた、とさ。
ジュンちゃん、みどりちゃん、ありがとね!

writer ライター

多羅尾 伴内

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酒と旅と歌をこよなく愛し、
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて
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酒と旅と歌をこよなく愛し、
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて
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