飯田線の旅

aco|2018年5月14日

長野県辰野から愛知県豊橋までを結ぶ鉄道・飯田線。
秘境駅の存在でずいぶん有名になりました。
しかし、実は地元の人ほど乗ったことがなかったりします。
私もその一人。
満を持して先日のゴールデンウィークに行ってきました。


お客さんも一緒だったので、まずは天竜川の舟下りを楽しみまして
(写真はトンビに餌付けしているところ。船頭さんの投げたお魚をナイスキャッチしてました。
川を泳いで渡るカモシカにも遭遇しました)、終着駅の唐笠駅から出発です。
このコース、おすすめ。

途中、為栗(してぐり)駅で下車。
つり橋からの景色がよいとのことで降りてみたのですが、確かにいいといえばい。
山とダム湖が広がるのみ。
しばらくは「わーい」とか言ってるんですが、なにもなさすぎて途方にくれるしかやることがありません。
ゴミゴミした街と複雑な人間関係に疲れたあなたに、おすすめ。

つり橋から10分ほど県道を歩くと喫茶店があります。
マスターとおしゃべりをして、再び為栗駅に戻ります。
これが次の電車。
だいたい、1-2時間に1本です。

そこから平岡駅へ。
本日お世話になる宿、加満屋のご主人が車で迎えに来てくれています。
築100年程のご自宅を改装されたそうですが、
「100年も前にこの山の上によくぞ建てられましたね…」という立派なお家。
窓を開けると眼前に山の緑。
俗世間から切り離されたサンクチュアリです。


食事は山菜たっぷり、丁寧で美味しく、お風呂も気持ちよく、
1日に1組しかお客さんをとらないそうで気兼ねなく過ごせます。
帰りはまた駅まで送っていただきました。
一見秘境なんだけど至れり尽くせり、安心して静かに過ごしたい人におすすめ。

そこからはシュンっと(鈍行ですが)豊橋へ。

以上、ざっくりですが旅のご報告でした。

飯田線をより深く知るために、この本もおすすめ。
「飯田線ものがたり 川村カネトがつないだレールに乗って」
太田朋子・神川靖子著

飯田線の旅、行っといなんしょ(^-^)ノ

writer ライター

aco

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長野県は飯田市で生まれ育ちました。その後は三重県やイギリスなどで数年間生活し、現在はアロマセラピストとして、吉祥寺で個人サロンを経営しています。大好きな吉祥寺での生活や、奥深い香りの世界、日々のトリートメントへの想いなどを綴って参りたいと思います。最近無性にトランポリンをしたいのです。どこかにトランポリン場がありましたらご一報下さい。

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