ずっと、これ

中館慶子|2018年4月17日

 

故郷と東京を結ぶ飛行機に乗り続けて30年。
手荷物は随分と省略することを覚え、
どうせ気心しれた家族か友人にしか会わないからと
服装もどんどん普通化し。
お土産さえも買ったり買わなかったり。

そんななかでもずっと変わらない
飛行機に乗る前の儀式がある。

それは、週間文春と万世のカツサンドの一番小さいのを買うこと。

飛行機に乗ってる1時間半の間に読んで、食べる。
機内サービスの珈琲とともに。
自分にジャストなサイズのルーティン。
この行為があるからこそ、
東京と故郷の気持ちの切り替えが出来ているのかな。

年老いた母親に会いに、今後は帰省が増えることになる。
いくらルーティンと言っても、
そろそろカツサンドはチェンジしようかな。

4月の室蘭、まだまだ桜は遠い。

writer ライター

中館慶子

中館慶子

北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。
writer ライター
中館慶子
北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。
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