去年の大河ドラマ「べらぼう―蔦重栄華乃夢噺」について
まだ言い足りない気がしたので、今回も書きます。
大河ドラマというと幕末と戦国時代を行ったり来たりのイメージです。

その大河で主人公が町人というのは珍しい。
18世紀後半で、徳川10代将軍家治、田沼意次の時代に生きていた
「江戸のメディア王、蔦屋重三郎」のお話。
始まりは吉原、蔦重が育った場所であり、
「吉原細見」という吉原のガイドブックを蔦重がプロデュースする過程で、
吉原がどういう形で成り立っていうのか、しきたりや働く人達など裏側も出てきます。
江戸城の様子も多く出てきます。
徳川の世継ぎ問題、一ツ橋家の企み、
蔦重と大きくかかわることになる幕府の重鎮、田沼意次、
その敵役としての松平定信。
今までとは少し違う視点で面白い。
そして特別な個性を放つ平賀源内。
吉原を出て日本橋に店を構えてからは当時のメディア、
娯楽本などが描かれて、絵師、彫師、刷師などシステム化された江戸のビジネスが描かれます。
喜多川歌麿と蔦重の関係性、その後の東洲斎写楽のプロデュースのプロセスなど
クリエイター蔦重が時代を作る様子を見せてくれます。
主人公を取りまくキャスティングも抜群でした。
写真は遊歩道の梅の花。
writer ライター
しろくま
熊代浩子
和歌山県出身
関心のあること:日本の森、映画、書道、フィンランド、フランス、健康
和歌山県出身
関心のあること:日本の森、映画、書道、フィンランド、フランス、健康





