巳年の2025年もあとわずか。
踊り狂うほどの幸運が舞い込んできたわけでもないし
ビールが喉を通らないほどの不運に見舞われたわけでもない。
要するに、おしなべて平穏な一年であったのだろう。
だろう、というのは。
人生の一大事みたいなことでもない限り
日々の感情のひだなど、ひと晩寝たらすっかり忘れてしまうからだ。
いい意味で図々しく生きられる歳になったということ。
巳年といえば。
家のリビングに小さな可愛らしいヘビの置き物を飾り、
テレビで何度も紹介された
ヘビにゆかりのある神社に二度お参りもした。
母も姉も巳年生まれだし、
自分といえばその昔ブームになった
13星座の「へびつかい座」でもある。関係ないか。
しかも、今年のある夏の日。
鎌倉を散策していたとき黄金色に近い本物の小さなヘビに遭遇。
シャラシャラと動くその姿は太陽の光を浴びて神々しくさえ思えた。
きっと、いいことがあるはず。
きっと、いいことがあるはず。
きっと。きっと。きっと。しつこい。
そう思って過ごした数カ月。
結局何事もなく2025年を終えようとしている。
でも、大きな病気もなく無事に過ごせたことが
何よりのいいことなのだろう。
とはいえ、大晦日の締めくくりには
年末ジャンボ宝くじの抽選が待っている。ふふふ。
さて。
今年もたくさんの方々にお世話になりました。
ありがとうございました。
来る年もどうぞよろしくお願いいたします。
良い年をお迎えください。
writer ライター
中館慶子
北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。






